■ 大神神社他「ささゆり奉献神事」(6月16日)

 

■ 大神神社「御田植祭」(6月25日)

 

■ 綱越神社「おんぱら祭」(7月30日~31日)


爽やかな香りにつつまれて「ささゆり奉献神事」(6/16)

6月16日 大神神社他

 

「ゆりまつり」の前日の6月16日に、ご神花である笹百合を本社から摂社の奈良の率川神社に届ける「ささゆり奉献神事」が執り行われます。 

朝、9時30分ごろから神前に供えられたササユリは道中安全祈願の祈祷をうけたあと、花車に乗せられて参道を三輪駅へと向かいます。ここでJR万葉まほろば線の列車に乗り込みます。車内はササユリのさわやかな芳香に包まれ約30分の列車の旅を楽しみ、率川神社のある奈良駅に到着し、翌17日の「三枝祭」(ゆりまつり)に用いられます。

○交通 : JR 三輪駅より徒歩約10分

○駐車場 :あり、普通車400台(通常無料、正月特別期間(1月1日~1月5日)は有料)

○問い合わせ:〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422  大神神社 TEL 0744-42-6633  


新撰田で行われる御田植祭の神事 6月25日


 日本最古の神社、大神神社では毎年6月25日、「御田植祭」が行われます。篤農家で組織される崇敬団体「豊年講」の男女が菅笠に白装束姿で神饌田に5月の播種祭で撒かれ無事に成育した早苗を神事の後、男女が横一列に並び、太鼓を合図に一斉に苗を植えていきます。植えられた苗は100キロ程度の収穫が見込め、御饌米、新酒の酒米として用いられ稲藁は注連縄に用いられます。

○交通 : JR 三輪駅より徒歩約15分 大美和の杜 神饌田

○駐車場 :あり、普通車400台(通常無料、正月特別期間(1月1日~1月5日)は有料)

○問い合わせ:〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422  大神神社 TEL 0744-42-6633  


桜井の夏の夜空を彩る「おんぱら祭」の花火!!(神事のみ斎行)

 7月30日~31日 綱越神社 

三輪の大鳥居の南側に位置する大神神社の摂社、綱越神社で夏を無病息災で過ごすためのお祓いが執り行われます。綱越神社は夏越の社とも言われ、旧六月晦日の大祓、「夏越祓」が厳粛に行われる古社として広く世に知られ、社名の綱越は、夏越から転訛したといわれています。宵宮祭(7月30日)では祭典後にパレードや盆踊りで賑わいお祭り広場では様々な演芸が奉納されます。 

 

翌日の例祭は「夏越えの大祓(なつごえのおおはらえ)」が、「おんぱらまつり」として行われ神馬引きや、古歌を唱えながらの茅の輪をくぐる神事も行われます。夜になると名物の奉納花火大会が行われ、約2000発の花火が夜空を彩り、沿道には多くの露天が並び、地元の夏祭りとして最高の盛り上がりを見せます。