大神神社(三輪明神)桜井市 三輪

 大和国の一の宮、大神(おおみわ)神社は、奈良盆地の東南にある円錐形の秀麗な山、三輪山(標高467m)を御神体とし日本最古の神社といわれています。祭神は大物主大神で大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)を合わせて祀ります。拝殿は寛文四年(1664年)四代将軍徳川家綱が再建したもので重要文化財に指定されています。拝殿の奥正面には「三ツ鳥居」と呼ばれる大小の鳥居三つを一つに組み合わせたような形の鳥居があり重要文化財に指定されています。この「三ツ鳥居」を通して三輪山を拝む古代の神まつりの形を今に伝えています。 大三輪の神様は国造りの神として、また医薬、酒造、方除等人間生活全般の守護神として、大和国一の宮、三輪明神として、地元では「三輪さん」の名で親しまれ近年はパワースポットとして若い人たちにも人気を集めています。 三輪の町はこの大神神社とその摂社、末社などを中心に門前町として、その歴史文化の風合いを残した町並みが残されています。

大神神社、四季の行事とお祭り

御田植祭(6月)
御田植祭(6月)
春の大神祭(4月)
春の大神祭(4月)
ささゆり奉献神事(6月)
ささゆり奉献神事(6月)
醸造安全祈願祭(酒まつり)
醸造安全祈願祭(酒まつり)
節分祭(2月)
節分祭(2月)
 繞道祭(1月)
繞道祭(1月)


大神神社 大鳥居

昭和59年10月13日の、昭和天皇ご親拝を記念し、また御在位60年を奉祝して建立され、昭和61年5月28日に竣功。高さ32.2メートル、柱間23メートルの偉容を誇る大鳥居を前にして三輪山の風景は印象的である。

 

 


磐座神社

大神神社の摂社。

大物主大神と協力し、国土を開拓・開発につとめ医薬治療の方法を定めた。

人間生活の万般・福徳の守護神である。「神農さん」とも呼ばれる薬の神様。

 

 


綱越神社(つなこしじんじゃ)

奈良県桜井市三輪1169-1

夏越の社とも言われ、旧6月晦日の大祓、「夏越祓」が厳粛に行われる古社として広く世に知られ、社名の綱越は、夏越から転訛したといわれています。

7月31日の例祭は、おんぱらさんといって多くの人で賑わいます。


JR三輪駅より徒歩約5分 桜井駅からのアクセスはこのページをご覧ください。

駐車場:普通車590台(通常無料、正月特別期間は除く) 

問い合わせ:〒633-8538 桜井市三輪1422 大神神社 TEL 0744-42-6633